Appleスマートグラスはいつ発売?2027年末へ延期|Vision Airとの違い

Apple Smart Glasses 2026リーク総まとめのメインビジュアル
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※2026年8月4日、最新情報にもとづき全面的に更新しました。5月時点の「2026年秋に発表、2027年初に発売」という見通しはすでに撤回されています。本記事は最新の報道内容に差し替え済みです。

※2026年8月20日、価格と購入先を実測して訂正しました。①Apple Vision Pro の国内価格を ¥599,800 → ¥649,800(現行256GBモデル・Apple公式で確認)に修正 ②Meta の AI グラスが2026年5月21日から日本で正規販売中であること、その国内価格(¥73,700〜)を追記 ③記事末尾の購入リンクを、検索結果ページから実際の商品ページへ張り替えました。

「Apple のスマートグラス、そろそろ出るんじゃなかったっけ?」——そう思って検索してきた方が、たぶん一番多いと思います。私も同じでした。5月にこの記事を書いた時点では、秋のイベントで発表されて、年明けには買えるつもりで待っていたからです。

ところが、待っている間に予定のほうが2回も動きました。しかも「少し遅れる」ではなく、まるまる1年ずれる規模で。この記事では、いま何が確定していて、いつになったら手に入るのかを、余計な前置き抜きで先に書きます。

目次

先に結論:2026年の発表は無くなりました(WWDC 2027へ延期)

Appleスマートグラスの発表・発売スケジュール。当初計画は中止され、WWDC 2027発表・2027年末発売へ

結論から言います。2026年中に Apple のスマートグラスが発表されることは、ほぼ無くなりました。お披露目は WWDC 2027、実際に買えるようになるのは 2027年末という見通しです。

もともとの計画と、いまの見通しを並べるとこうなります。

項目当初の計画(〜2026年5月)現在の見通し(2026年8月時点)
発表2026年秋のイベントWWDC 2027(例年6月開催)
発売2027年初(第1四半期)2027年末
ずれ幅およそ1年

この変更は、2段階で起きています。

  • 2026年5月31日:Bloomberg の Mark Gurman 氏が、発売を2027年末に向けて進めていると報道。「年内にビジュアルAIの技術が水準に達しないかもしれない。魅力のない製品を出すリスクは取りたくない」というのが理由でした。
  • 2026年7月26日:同じく Gurman 氏が、お披露目の場は WWDC 2027 になると報道。今度はプライバシーが主な理由として挙がりました。
  • この2本の報道により、5月時点で私が書いていた「秋イベント発表・2027年初発売」は完全に過去のものになりました。

「いつ発売?」への短い答え

よくある疑問2026年8月時点の答え
いつ発表される?2027年6月ごろ(WWDC 2027)の見込み
いつ発売される?2027年末の見込み。あと1年半ほど
日本ではいつ?過去のパターンから2028年前半が濃厚(後述)
2026年中に何か動きは?発表の予定なし。リーク情報の更新はあっても製品発表は無い見通し
価格は?Apple は一切公表していません。$400〜$700 はあくまで取材ベースの推測

身も蓋もない言い方をすると、いま情報を追いかけても、買えるのは再来年の年末です。「そろそろ出るなら iPhone の買い替えを待とうかな」といった判断をしていた方は、そこは切り離して考えて大丈夫です。

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なぜ2度も延期されたのか

「単純に開発が遅れている」という話ではありません。報道を読むと、理由がはっきり2つに分かれています。しかもこの2つは、製品の中身そのものを左右する話です。

理由1:ビジュアルAIが間に合わなかった

5月の報道で挙がったのがこちらです。このスマートグラスは、カメラで見たものを理解して答えを返す——いわゆる「ビジュアルAI」が機能の中心にあります。ディスプレイが無い以上、ユーザーとの接点は「見せる」ではなく「聞いて、答える」しかないわけです。

ということは、AIの認識精度と Siri の応答品質がそのまま製品の出来になります。ここが弱いまま出せば、「かけているだけのメガネ」になってしまう。Apple が「魅力のない製品を出すリスクは取りたくない」と判断したのは、たぶんそういうことです。

例えるなら、車体は完成しているのにエンジンの仕上がりが読めない状態です。外側だけ先に見せても仕方がない、というのは分かる話ではあります。

理由2:プライバシー。カメラをどうするかが決まっていない

7月の報道で新たに出てきたのがこちらで、個人的にはこちらのほうが根が深いと思っています。

カメラ付きのメガネは、すでに競合製品が批判・反発を受けており、施設によっては持ち込みや使用そのものが禁止されているケースもあります。撮られている側が気づけない、というのが決定的にまずいわけです。

報道によると、Apple 社内では次のような案が検討されているとされています。

  • カメラを一切搭載しないモデルにする
  • カメラは載せるが、録画・保存はできず、AIが「見る」ためだけに使う
  • 現行製品には無い、新しいハードウェア/ソフトウェア両面のプライバシー機能を用意する

ここは注意して読む必要があります。「カメラを載せない案がある」という段階であって、載せないと決まったわけではありません。ただ、そこから検討し直しているということは、製品の骨格がまだ固まっていないとも読めます。1年の遅れというのは、その意味では妥当な幅なのかもしれません。

そして、もしカメラなし、あるいは録画できない仕様で出てくるなら、この記事の後半で紹介している「撮影して記録する」系の使い方はそのまま実現しない可能性があります。ここは発表時に真っ先に確認したいポイントです。

「Vision Air」とは別の製品です(ここが一番混同されています)

この記事の以前のバージョンを含め、多くの記事が「Apple Smart Glasses(仮称 Vision Air)」という書き方をしてきました。これは正確ではありませんでした。お詫びして訂正します。

現時点での整理はこうです。Vision Air は、メガネ型のスマートグラスの別名ではありません。Vision Pro を軽く・安くした、ゴーグル型ヘッドセットの後継機を指す呼び名です。つまりまったく別のラインです。

製品形状位置づけ時期の見通し
Apple スマートグラスメガネ型日常使いのAIグラス。ディスプレイなし2027年末
Vision Airゴーグル型Vision Pro の軽量・低価格版2028年後半〜2029年
Vision Proゴーグル型現行の上位機Vision Air が出るまで実質休止

Vision Air については、いったん開発が事実上棚上げされたと報じられた時期があり、その後ふたたび開発リソースが投入されているとされています。ただし時期は2028年後半から2029年と、かなり先です。

そして見落とされがちなのがこの点です。Gurman 氏は、Vision Air が出るまで Vision Pro のカテゴリ自体が「凍結」状態になるという見方を示しています。噛み砕くと、今後2〜3年、Vision Pro の新モデルは出てこない可能性が高いということです。

「Vision Pro 2 を待ってから買おう」と考えている方にとっては、これはかなり重要な情報だと思います。待ち時間が想定よりずっと長くなります。

第一世代の正体:ディスプレイなしのAIグラス

Apple Smart Glasses 第一世代の主な仕様

スケジュールは大きく動きましたが、製品の性格そのものは変わっていません。7月の報道でも、第一世代がディスプレイを搭載しないことは改めて示されています。

つまり、視界に映像を重ねる HUD 型の AR グラスではなく、カメラと音声で機能する「AI アシスタントグラス」という位置づけです。Vision Pro の延長線上にある「軽量化された AR ゴーグル」を期待していた方は、ここで認識を改める必要があります。

報道で挙がっている機能は、写真の撮影、音楽の再生、Siri とのやりとり、通話。デザイン面では、上質な素材を使った「独自でファッション性のある」外観になるとされています。メガネとして毎日かけられるかどうかが勝負、という設計思想が見えます。

主な特徴

リーク情報を総合すると、次のような機能セットになる見込みです。

項目予想内容確度
形状サングラス型・通常メガネに近い見た目
ディスプレイなし(第一世代)
カメラ前方カメラ。ただし搭載可否・録画可否ともに再検討中
音響オープンイヤースピーカー(AirPods同等)
バッテリー単体動作 2-4時間(iPhone併用前提)
接続iPhone必須(iPhone とのペアリング前提)
重量一般的なサングラス相当(70-90g 推定)
操作音声中心(次世代Siri)+ 一部ジェスチャー

5月時点との違いはカメラの行です。以前は「前方カメラで写真・動画撮影、Visual Intelligence」を確度◎で書いていましたが、7月のプライバシー報道を受けて△に落としました。載るかどうか、載っても録画できるかどうかが、いま揺れている部分だからです。

ほかの項目も、確度を全体的に一段下げています。発売が1年半先ということは、それだけ仕様が動く余地があるという意味でもあるからです。

何ができるのか(現時点で報じられている機能)

カメラ・音声・AIアシスタントの3点が機能の核です。ただし前述のとおり、カメラ関連は仕様が動く可能性があるため、「こういう方向で作られている」程度の温度感で読んでください。

カメラ・Visual Intelligence

  • 視界の景色を即座に写真・動画撮影
  • 見ているものを Siri に質問できる(リアルタイム認識)
  • オブジェクト・テキスト・植物・動物・ランドマークの識別
  • 海外旅行で看板のリアルタイム翻訳(音声でフィードバック)

ただし繰り返しになりますが、「録画・保存はできず、AIが見るためだけに使う」案が検討されています。その形になった場合、この中の「写真・動画撮影」は実現しません。逆に「見ているものを質問する」は残ります。

音声・通信

  • オープンイヤースピーカーで音楽・ポッドキャスト・通話
  • 常時起動のアシスタントとして Siri を呼び出せる
  • iPhone 経由でのメッセージ送受信・電話の発着信

この領域は比較的堅いと見ています。音楽再生・通話・Siri は7月の報道でも名指しで挙がっており、プライバシー論争の影響も受けにくいためです。

タスク補助型 AI 機能

  • 「鍵を置いた場所を覚えておいて」のようなコンテキスト保持機能
  • 道案内(音声 + 微細なハプティクス)
  • 視界の景色に基づくナビゲーション補助

操作方法

  • 音声中心:ディスプレイが無い以上、Siri の完成度がそのまま使い勝手になります
  • カメラベースの中空ジェスチャー認識(実装されるかは未確定)
  • フレーム側面のタッチセンサー(噂レベル)

延期の理由がまさにここに関わっています。Siri が仕上がらなければ、この製品は成立しません。裏を返せば、発売時期を占ううえで最も見るべき指標は「グラスの噂」ではなく「Siri の進捗」だということです。

価格レンジ:$400-$700(¥60,000-¥100,000)が現実的

Apple Smart Glasses vs Meta Ray-Ban vs Vision Proの価格比較

まず前提として、Apple は価格について一切公表していません。以下は取材ベースの推測であり、発売までまだ1年半あることを踏まえて読んでください。

比較対象価格
Ray-Ban Meta(Gen 2)※日本発売済み日本正規 ¥73,700〜(米国 $300〜$500)
Apple スマートグラス(予想)$400〜$700
Apple Vision Pro(現行)日本国内 ¥649,800(256GB)

Apple は通常、競合より一段高い価格設定を取りますが、それでも消費者向けの「アクセサリ」枠(iPhone + Apple Watch の延長)として、Vision Pro のような価格帯にはなりません。日本円換算で¥60,000〜¥100,000のレンジが現実的な予想です。

この予想には、いま実際に買える製品という手がかりがあります。Ray-Ban Meta(Gen 2)の日本正規価格は¥73,700からです(2026年5月21日発売)。Apple が「Meta より少し上」に置いてくるなら、¥80,000〜¥100,000 あたりが着地点になります。ドル価格をその日のレートで割り算するより、同じジャンルの製品が日本でいくらで売られているかを見たほうが、実感に近い数字になります。

なお、上の図には「Vision Pro 2(予想)」の欄が含まれていますが、前述のとおり Vision Pro の後継は Vision Air が出るまで動かない見通しに変わりました。この行は「参考値」として見てください。

Meta Ray-Ban との比較

Apple スマートグラスの直接の競合は、Meta Ray-Ban Smart Glasses です。というより、この1年半は Meta の独走状態が続くことになります。

項目Apple スマートグラス(予想)Meta Ray-Ban Camera/AI
発売時期2027年末(予定)すでに発売中
価格$400-$700(未公表)日本正規 ¥73,700〜(Gen 2・2026年5月21日発売)
ディスプレイなしなし(一部 Display モデルあり)
カメラ前方1基(仕様再検討中)前方1基
AI 連携Apple Intelligence + 次世代SiriMeta AI
エコシステムiPhone 必須iPhone / Android 両対応
メガネブランド噂レベルで Apple オリジナル + 提携メガネ会社Ray-Ban(EssilorLuxottica)

皮肉な話ですが、Apple が延期した理由のひとつであるプライバシー問題は、まさに Meta が先行して批判を浴びたことで表面化したものです。先行者が石を投げられ、後発がそれを見て設計を練り直している、という構図になっています。

Vision Pro との位置づけ

Vision ProとSmart Glassesの位置づけ比較

ゴーグル型とメガネ型は、明確に別カテゴリとして並列展開されます。形状・重量・用途のどれを取っても、置き換え関係にはありません。

項目Vision Pro 系(ゴーグル型)Apple スマートグラス
形状ゴーグル型サングラス型
重量500-600g70-90g
ディスプレイありなし
主用途仮想ディスプレイ・空間動画・本格AR日常通知・音声操作・翻訳・ナビ
iPhone 連携単体動作可能iPhone 必須
次の動きVision Air(2028年後半〜2029年)まで実質休止2027年末に第一世代

つまり Apple のこの分野は、2027年末までメガネ型が先に来て、ゴーグル型はその後という順番に組み替わりました。5月時点では「2026年秋に Vision Pro 2、2027年初にグラス」と見ていたので、順番も時期もひっくり返ったことになります。

日本での発売はいつになるか

Apple は公表していないので、過去のパターンからの推測になります。

Vision Pro は米国発売(2024年2月)から日本発売(2024年6月)まで、およそ4ヶ月のラグがありました。同じ幅を当てはめるなら、米国が2027年末なので日本は2028年前半という計算になります。

ただしメガネという製品の性質上、もう1段階ハードルがあります。度付きレンズへの対応です。視力矯正が必要な人にとっては、度数調整のサービス体制が整わないと「買っても使えない」ことになります。国内のメガネチェーンとの提携が必要になるはずで、ここが遅れると本体より後ろ倒しになる可能性があります。

私自身メガネなしでは生活できないので、正直この点が一番気になっています。本体が発売されても、度付き対応が半年遅れたら、実質的には買えないのと同じです。

発売まで1年半。いま何をするのが正解か

「2027年末まで待つ」と言われても、判断に困ると思います。選択肢を整理しておきます。

選択肢向いている人注意点
Apple を待つiPhone中心の環境で、エコシステム統合を重視する人1年半待った末に、さらに延期される可能性は残る。すでに2回動いている
いま Meta Ray-Ban を使ってみるスマートグラスという体験自体を先に知っておきたい人Android/iPhone 両対応。日本正規価格は¥73,700〜。ただし Apple 製が出ても直接の乗り換え先にはならない
何もしないディスプレイ付きの本格ARを待っている人第一世代はディスプレイなし。求めているものは2028年以降になる

私はどうするかというと、「待つ」寄りですが、待つこと自体に期待をかけすぎないという立場です。理由は単純で、2回続けて予定が動いた製品を、3回目は動かないと考える根拠が無いからです。

ただ、「スマートグラスが実際どんなものか」を知っておく価値は別にあると思っています。かけ心地、周囲の反応、バッテリーの持ち、音声操作が実際どこまで自然か——このあたりは、スペック表を100回読んでも分かりません。すでに製品が存在する Meta Ray-Ban を触ってみるのは、Apple 製が出たときに「買うべきか」を自分の基準で判断するための下準備にはなります。

発表時にチェックしたい3点

WWDC 2027 で正式発表された場合、次の3点を真っ先に確認するつもりです。5月時点のウォッチポイントから、2つ入れ替えました。

第1に、カメラをどう解決したか。載せなかったのか、録画できない仕様にしたのか、それとも別の答えを出したのか。ここが今回の延期の中心なので、Apple の回答がそのまま製品の性格を決めます。

第2に、Siri の応答が実演でどこまで自然か。ディスプレイが無い以上、ここが弱ければ製品として成立しません。デモが用意された台本どおりに見えるかどうかまで含めて見たいところです。

第3に、度付きレンズと日本での展開。発表の場では触れられないことも多い部分ですが、日本のユーザーにとっては実質ここが「買えるかどうか」の分岐点になります。

📊 私の業務OSへの影響予測(運営者視点)

私の業務OS(Claude Code × MCP × WordPress × Note × launchd Cron)はテキスト主体なので、ディスプレイなしのスマートグラスとの接点はやや限定的です。それでも「業務OS運用者」視点で価値が出るシナリオを整理します。

  • 取材・記録の入力経路として:街中で見た看板・商品・建物を即座に撮影 → 記録層(NotebookLM・Drive)に保存できれば、記事ネタの取材コストが激減。ただしカメラ仕様が再検討中のため、この用途は実現しない可能性が出てきました。
  • 音声Siri × 業務OS Cron 連携:「今日の SNS 配信予定を読み上げて」「Cron のログを確認」が音声で完結できれば、移動中の業務OS操作が手ぶらで済みます。こちらはカメラ仕様に左右されないので、期待値は据え置きです。
  • iPhone 必須前提:私の業務OSはMac母艦で動いているので、iPhone がスマートグラス経由の入力端末になっても影響は限定的。むしろ「業務OSのリモートUI」の選択肢が増えます。
  • ¥60,000-¥100,000の投資判断:1人事業者の経費としては「便利だが必須ではない」レンジ。ただし発売は2027年末なので、いま予算に組み込む必要はありません。判断は2027年の話です。
  • 第一世代スルー判断:第一世代がディスプレイなしの音声中心なら、業務OSへのインパクトは小さい。本格的な拡張は第二世代以降になる見込みです。

結論として、業務OS運用者の立場では「2027年末までは検討対象から外す」のが現実的です。5月時点では「来年初めに買うかどうか」の話でしたが、いまは再来年の年末の話になりました。判断を急ぐ理由がなくなった、というのが今回の一番大きな変化かもしれません。

よくある質問

Appleのスマートグラスはいつ発売されますか?

2026年8月時点の報道では、2027年末の発売見込みです。お披露目はWWDC 2027(例年6月開催)とされています。当初は「2026年秋に発表、2027年初に発売」の計画でしたが、2026年5月と7月の2度にわたって延期が報じられました。

2026年中に発表される可能性はありますか?

ほぼありません。お披露目の場は WWDC 2027 になると報じられており、2026年中の製品発表は見込まれていません。リーク情報の更新はあっても、製品そのものが登場することはない見通しです。

「Vision Air」とは同じ製品ですか?

別の製品です。Vision Air は Vision Pro を軽く・安くしたゴーグル型ヘッドセットを指し、発売は2028年後半から2029年と見られています。メガネ型のスマートグラス(2027年末)とは別のラインです。両者を同一視している解説記事が多いのでご注意ください。

なぜ延期されたのですか?

理由は2つ報じられています。1つはビジュアルAIの完成度で、「年内に水準へ達しない可能性があり、魅力のない製品を出すリスクは取りたくない」とされました。もう1つはプライバシーで、カメラ付きメガネへの批判や使用禁止の動きを受け、カメラの仕様そのものを再検討していると報じられています。

ディスプレイは搭載されますか?

第一世代には搭載されません。視界に映像を重ねるAR型ではなく、音声とAIで操作する「AIアシスタントグラス」です。この点は延期後の報道でも変わっていません。

価格はいくらになりますか?

Appleは公表していません。取材ベースの推測として $400〜$700(日本円で¥60,000〜¥100,000程度)のレンジが挙げられていますが、発売まで1年半あるため変動する可能性があります。

日本ではいつ買えますか?

公表はされていません。Vision Pro が米国発売から約4ヶ月後に日本発売だったことを踏まえると、2028年前半が目安になります。ただし度付きレンズ対応のサービス体制が整うかどうかで、さらに遅れる可能性があります。

Vision Pro の新モデルは出ますか?

報道では、Vision Air が登場するまで Vision Pro のカテゴリは実質休止との見方が示されています。つまり今後2〜3年、新モデルは登場しない可能性があります。「次のモデルを待って買う」判断をしている方は、待ち時間が長くなる点にご注意ください。

まとめ:発売は2027年末。急ぐ理由は無くなりました

要点を整理します。

  • Apple のスマートグラスは WWDC 2027 で発表、2027年末に発売の見通し。2026年の発表は無くなりました
  • 延期の理由はビジュアルAIの完成度プライバシーの2つ。特に後者はカメラの搭載可否まで再検討されています
  • Vision Air は別製品(ゴーグル型・2028年後半〜2029年)。Vision Pro はそれまで実質休止
  • 第一世代はディスプレイなし。音声とAIが中心という性格は変わっていません
  • 価格は未公表。$400〜$700 はあくまで推測です
  • 日本での発売は2028年前半が目安。度付きレンズ対応がもう一段のハードル

5月にこの記事を書いたときは「あと数ヶ月で発表」というつもりでした。それが1年半先になったわけですが、判断を急ぐ必要がなくなったという意味では、むしろ気が楽になった気もしています。

本記事は新しい報道が出た時点で追記・更新します。日付が動く前提の製品なので、この記事の更新日を確認してから読んでいただくのが確実です。

スマートグラス関連製品

本記事で取り上げた2製品について、2026年8月20日時点でいくらで買えるのかを Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・公式サイトの4か所で実際に確認しました。

Ray-Ban Meta(Gen 2):日本正規価格 ¥73,700〜

2026年5月21日から日本でも正規販売が始まっています。定番の Wayfarer は¥73,700(税込)で、調べた4か所すべてが同じ金額でした。値引き競争が起きていないので、どこで買っても支払額は変わりません。あとは受け取り方の好みで選んで大丈夫です。

⚠ ひとつ注意点があります。同じ Wayfarer でも調光レンズ(明るさで色が変わるタイプ)のモデルは¥89,100と、1万5千円ほど高くなります。商品ページで色を選び直すと金額が切り替わるので、買う前に表示価格を確認してください。

Apple Vision Pro:買えるのは Apple 公式だけでした

これは実際に調べて驚いたのですが、Amazon・楽天(新品)・Yahoo!ショッピングのどこにも本体の取り扱いがありません。「Apple Vision Pro 256GB」で検索して出てくるのは iPad Pro や iPhone、充電スタンドなどの周辺アクセサリばかりです。楽天に中古が1件(¥533,800・前世代のM2モデル)あっただけでした。

新品を買うなら Apple 公式ストアの¥649,800(256GB)が唯一の選択肢です。ただし本文に書いたとおり、Vision Pro は Vision Air が出るまで数年動かない見通しになりました。いま急いで買う理由は、正直なところ見当たりません。

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この記事を書いた人

【WorkTypes(ワークタイプス)】
北海道を拠点に、Web制作・SNS運用・マーケティング支援を行う個人事業所です。
ガジェット・IT・副業・働き方に関する情報を発信するメディア「WorkTypesLab」を運営しています。
最新テクノロジーとリアルな現場経験を活かし、実用的でわかりやすいコンテンツづくりを心がけています。

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