AirPods 5・Apple Watch Series 12は買い替えるべき?|日本では使えない機能がある話と、見送っていい人の条件

2026年秋のApple Watch・AirPodsを買い替えるか見送るかを日本の事情で判断する記事のアイキャッチ
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新しいApple Watchが出るたびに、私は同じことを考えます。「去年のやつ、まだ普通に動いてるんだけどな」と。

2026年9月9日(米国時間)にAppleの発表がありました。Apple Watch Series 12、Apple Watch Ultra 4、AirPods 5。どれも9月18日(金)に発売されました。発表直後のタイムラインには「過去最高の精度」「史上最強」という言葉が並びました。

でも、そこで手を止めて公式の発表文を最後まで読んだら、日本に住んでいる私たちにとってかなり大事なことが1行だけ書いてありました。今回いちばん話題になっている健康機能のひとつが、日本ではしばらく使えません。海外のレビュー動画を見て「これは買いだ」と思った人ほど、先に知っておいたほうがいい話です。

この記事では、発表された内容をいったん日本の事情に置き直して、買い替えたほうがいい人と、今回は見送っていい人を分けて書きます。価格はすべてApple公式のものを2026年9月10日に確認しました。私自身、Series 10を2年近く使っていて、今回は正直まだ迷っています。その迷い方も含めて書きます。

目次

まず結論|買い替えたほうがいい人は、思ったより少ないです

買い替えを勧めたい人と今回は見送っていい人の条件を左右に並べた比較図
買い替えを勧めたい人と今回は見送っていい人の条件を左右に並べた比較図

先に結論から書きます。今回のアップデートは、数字が派手なわりに、日常の使い心地が変わる部分は限定的です。

買い替えを勧めたい人は、次のどれかに当てはまる人です。

  • Apple Watch Series 7以前を使っていて、バッテリーが1日もたなくなってきた人
  • 運動の負荷を数字で管理したい人(後述する「準備度」がここに効きます)
  • イヤーチップが苦手で、ノイズキャンセリングを諦めていた人(AirPods 5がここに刺さります)
  • 屋外で長時間ワークアウトする人(Series 12でここだけ明確に伸びています)

逆に、今回は見送っていい人もはっきりしています。

  • Series 10 / Series 11 を使っていて、不満が「特にない」人
  • 血圧の通知を目当てにしている人(日本では当面使えません。理由は次章)
  • AirPods Pro 3 を持っていて、ノイズキャンセリングに満足している人

「見送っていい」と書ける根拠は、あとの章で1つずつ出します。買わない理由が見つからない記事は、たいてい何かを隠しています。私はここを最初に書いておきたいタイプです。

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日本では「高血圧の通知」が使えません(Apple公式に書いてあります)

日本では高血圧パターンの通知が使えない(規制当局の承認を申請中・来年提供予定)ことを示す図
日本では高血圧パターンの通知が使えない(規制当局の承認を申請中・来年提供予定)ことを示す図

今回いちばん驚いたのがここでした。Appleの日本語のプレスリリースに、こう書かれています。

日本においては、初期段階では、Apple Watch Series 12またはApple Watch Ultra 4で高血圧パターンの通知機能を利用できません。これらのモデルにおけるこの機能の利用については現在、規制当局による追加承認を申請中です。来年利用可能になる予定です。

引用元はAppleの公式発表文(2026年9月10日に確認)です。読み解くと、こういうことになります。

  • 機能自体は Series 12 と Ultra 4 に載っている
  • ただし日本では有効にならない
  • 理由は技術ではなく規制当局の承認待ち
  • Appleの見込みは「来年」

ここが大事なのは、海外の発表記事やレビュー動画が、この制約に触れないまま「血圧が測れるようになった」と紹介してしまうからです。米国のレビュアーにとっては本当に使える機能なので、悪気があるわけではありません。ただ、日本のユーザーがそれを見て買うと、届いた日に「あれ、その項目がない」となります。

例えるなら、海外で人気の薬が、日本ではまだ承認されていないのと同じ構図です。同じ箱に見えても、開けたときに中身が違う。

私の判断はこうです。血圧の通知を主な理由にして買うなら、今回は待ったほうがいい。来年にならないと使えないと公式が言っているものに、いま10万円近くを払う理由は薄いと思います。逆に言えば、それ以外の機能に価値を感じるなら、この制約は買わない理由にはなりません。

何が出たのか|日本で買える形に並べ直します

Apple Watch Series 12・Ultra 4・AirPods 5 の発売日(9月18日)を示すカレンダー図
Apple Watch Series 12・Ultra 4・AirPods 5 の発売日(9月18日)を示すカレンダー図

発表されたものを、日本のApple公式ストアの価格と発売日で並べます。ここに書いた金額はすべて税込・Apple公式のもので、2026年9月10日に確認しました。

製品予約開始発売日Apple公式価格
Apple Watch Series 129月10日(木)9月18日(金)71,800円〜
Apple Watch Ultra 49月10日(木)9月18日(金)142,800円〜
AirPods 59月10日(木)9月18日(金)23,800円
AirPods 5(ワイヤレス充電ケース付き)9月10日(木)9月18日(金)27,800円

同じ日にiPhoneも発表されましたが、iPhone 18 Pro / Pro Max の予約は9月12日(土)からで、Apple公式ストアでの Apple Watch と AirPods の予約(9月10日(木)から)とは日付がずれていました。

なお、公開した9月11日の時点では、家電量販店やネット通販の実売価格は書きませんでした。大型セールの切り替わりと重なっていて、その日の「◯◯円が最安」が数日で意味を失うからです。Appleの直販価格はセールで動かないので、判断の物差しとしてはこちらのほうが長持ちします。発売から1か月がたち、Amazonのプライム感謝祭(10月19日まで)も終わったので、通販の実売を測り直して下に追記しました。

【10月21日追記】通販4か所の実売を比べました

Apple公式・Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの4か所で、新品の税込価格を2026年10月21日の朝に、30分ほどあけて2回測りました(2回とも同じ値でした)。先に結論を書くと、Apple公式とAmazon(販売元がAmazon.co.jpのもの)は、4製品とも同じ値段でした。

製品(測ったモデル)Apple公式Amazon(販売元 Amazon.co.jp)
AirPods 5(MKFW4J/A)23,800円23,800円
AirPods 5 ワイヤレス充電ケース付き(MKFT4J/A)27,800円27,800円
Apple Watch Series 12(GPS・42mm・アルミニウム)71,800円〜71,800円(ブラック・S/Mで測定)
Apple Watch Ultra 4(49mm)142,800円〜142,800円(ブラックチタニウム・オーシャンバンドで測定)

楽天市場とYahoo!ショッピングは、事情が違いました。家電量販店の楽天市場店(ビックカメラ・Joshin・エディオン・ヤマダデンキ)を AirPods 5 の型番(MKFW4J/A)で検索しても、本体は出てきませんでした。型番で検索すると、両方のモールとも、出てくるのは家電量販店以外の販売店の出品が中心で、中古や未使用品を扱う店も含みます。Apple公式より安い出品もありますが、商品名に「保証開始済み」「外箱傷みあり」「未使用品」「中古」と書かれたものが多く混ざっています。反対に、Apple公式より高い値段の出品もありました。Apple Watch も同じ傾向でした。

安い出品を選ぶなら、Appleの1年保証がいつ始まっているかと、返品できるかを商品ページで確かめてからにしてください。確認できた範囲では、Apple公式との差は数千円以内でした。楽天・Yahoo!はポイント還元で実際の負担が変わることもありますが、還元率は人と日によって変わるので、ここでは表示価格だけを比べています。

そして、値段より先に決めることがあります。新品を条件なしで買うなら、Apple公式でもAmazonでも払う額は同じです。差が出るのは「どこで買うか」より「買うかどうか」のほうです。Series 10 / Series 11 を使っていて不満が言葉にできない人、血圧の通知が目当ての人、AirPods Pro 3 のノイズキャンセリングに満足している人は、安い店を探す前に、今回は見送って大丈夫です(理由は後半の「買い替えなくていい人の条件」に書きました)。

※価格は2026年10月21日の9時台に測った税込の値です(Amazonは販売元がAmazon.co.jpの新品)。セールやポイントの時期、在庫によって変わることがあります。

Apple Watch Series 12|「準備度」という数字が、いちばん生活を変えるかもしれません

準備度スコアが0〜10で示され休養・無理せずに・準備完了・絶好調の4段階で表示される仕組みの図
準備度スコアが0〜10で示され休養・無理せずに・準備完了・絶好調の4段階で表示される仕組みの図

血圧の話を除くと、Series 12でいちばん面白いのは準備度(Readiness)だと思っています。

Appleの説明では、準備度は「最近のアクティビティ、トレーニングの負荷、バイタル、睡眠スコアを分析」して、その日の身体の状態を0〜10のスコアで毎日示すものです。スコアだけでなく、「休養」「無理せずに」「準備完了」「絶好調」という4段階の言葉で表示されます。

これ、地味に見えて生活に効きます。私はいつも「今日は走るか、やめるか」を気分で決めていて、だいたい間違えます。疲れている日に走って翌日つぶれるか、元気な日に休んで後悔するかのどちらかです。判断を数字に外注できるなら、それだけで買う理由になり得ます。

センサーとチップも変わっています

  • S11チップを搭載(Appleは「最もパワフルなウェアラブルチップ」と説明)
  • 心拍数センサーの精度について、Appleは「ウェアラブルデバイス史上、最も高い精度」と表現しています
  • 心拍数とHRV(心拍変動)を、これまでより高い頻度で測定します

「オーディオインテリジェンス」という新機能もS11で実現します。9月の発表文では「年内に登場」と書かれていた機能で、2026年10月21日に確認したAppleの日本の製品ページには「オーディオインテリジェンスには現在、サウンド認識とより速くアクセスできるShazamが含まれています」とあります。一方、サポートページでは、残りのライブ早戻しとSiri Recapは「年内にベータ版として、まずは英語版が提供される予定」とされています。ここも、買ってすぐ全部使えるわけではない部分です。

バッテリーは「日常」より「運動中」が伸びました

ここは数字がはっきりしています。

  • 日常使用時:最大24時間(前世代から据え置き)
  • 屋外ワークアウト時:最大10時間(前世代比で25パーセント長い)
  • 充電:15分でおよそ12時間ぶん(前世代比で50パーセント多い)

読み方はこうです。普段使いのもちは変わっていません。伸びたのは屋外ワークアウト中と、短時間充電の効率です。「1日もたなくて困っている」という不満がSeries 12で解決するとは限らない、ということでもあります。

見た目:セラミックが増えました

仕上げは、アルミニウムがダークブロンズ・ブラック・ライトゴールド・スペースグレイ、チタニウムがラディアントゴールド・ナチュラル。そして今回からパールホワイトとナイトブルーのセラミックモデルが加わりました。

アルミニウムモデルの前面はCeramic Shield 2になり、Appleは前世代アルミモデルのIon-X比で60パーセント頑丈と説明しています。落とした経験がある人には、ここは実利があります。

Apple Watch Ultra 4 と迷ったら、どこで線を引くか

街で使うなら標準モデル、電波の届かない場所へ行くなら高耐久モデルという使い分けの図
街で使うなら標準モデル、電波の届かない場所へ行くなら高耐久モデルという使い分けの図

Ultra 4は142,800円〜で、Series 12(71,800円〜)のちょうど2倍くらいです。倍払う価値があるかは、使い方でかなりはっきり分かれます。

Ultra 4を選ぶ理由になるもの

  • 山や海など、電波が届かない場所に行く(衛星通信まわりが厚い)
  • 1日では終わらない行動をする(バッテリー駆動時間の設計が違います)
  • 手首の上で大きな画面を見たい

Series 12で足りる人

  • 通勤・ジム・睡眠計測が中心
  • 軽さを優先したい(Ultraは物理的に重いです)
  • セラミックやゴールドなど見た目で選びたい(Ultraはチタニウム中心)

私の感覚では、Ultraは「登山用品」に近い買い物です。街で使うぶんにはSeries 12で十分すぎて、Ultraの良さは9割方眠ります。逆に年に数回でも本格的に山へ入るなら、Ultraの安心感はSeries 12では代替できません。

AirPods 5|イヤーチップなしでノイズキャンセリング、という初めての形

耳をふさぐ形とふさがない形のイヤホンの違いと、ふさがない形にノイズキャンセリングが載ったことを示す断面図
耳をふさぐ形とふさがない形のイヤホンの違いと、ふさがない形にノイズキャンセリングが載ったことを示す断面図

今回いちばん「新しい」と思ったのはAirPods 5です。

AirPodsには昔から2つの形があります。耳栓のようにイヤーチップで塞ぐタイプ(Proシリーズ)と、耳に引っかけるだけのタイプ(無印)です。ノイズキャンセリングは前者の得意分野で、塞がないとうまく効かない、というのが常識でした。

AirPods 5は、その塞がないほうにノイズキャンセリングを本格的に載せてきました。Appleの表現では「クラス最高のオープンイヤー型アクティブノイズキャンセリング」で、性能については「アクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4と比べて最大50パーセント多く外部の雑音を除去する」と説明しています。

これは、イヤーチップが苦手な人にとっては選択肢が1つ増えたという話です。私の周りにも「耳が痛くなる」「圧迫感が無理」という理由でProを諦めた人が何人かいます。そういう人が、初めてまともなノイズキャンセリングを試せるようになりました。

2つのモデルの違いは、ケースだけです

AirPods 5には2種類あります。

  • AirPods 5:23,800円
  • AirPods 5(ワイヤレス充電ケース付き):27,800円

差は4,000円で、Appleによると上位のほうが「より長いバッテリー駆動時間」と「軸部分での音量調節」を備えます。ワイヤレス充電器をすでに持っているか、充電ケーブルを挿すのが面倒かで決めていいと思います。イヤホン本体の音やノイズキャンセリングは同じなので、音質目当てで上位を選ぶ必要はありません。

そのほか、Siriをハンズフリーで呼べること、ライブ翻訳、頭のジェスチャーでの応答、防塵性能と耐汗耐水性能の向上が挙げられています。

AirPods 5 と AirPods Pro 3、どちらを選ぶか

遮音を取るか装着感の軽さを取るかを天秤で表したイヤホン選びの図
遮音を取るか装着感の軽さを取るかを天秤で表したイヤホン選びの図

ここが今回いちばん相談されそうなところです。値段だけ見るとAirPods 5が安いのですが、安いほうが上位互換というわけではありません。

AirPods Pro 3にしかないもの

  • 心拍数センシング
  • ヒアリングチェック/ヒアリング補助
  • 耳を塞ぐ構造ならではの遮音(電車や飛行機など、低い連続音が続く場所ではここが効きます)

AirPods 5を選ぶ理由

  • イヤーチップが合わない・苦手
  • 周囲の音をある程度聞いていたい(自転車は避けるべきですが、家族の呼びかけや駅のアナウンスを拾いたい場面は多いです)
  • 装着感を軽くしたい

私の整理はこうです。「静けさ」を最優先するならPro 3、「つけている感じのなさ」を優先するならAirPods 5。ここは性能の上下ではなく、好みと耳の形の問題です。店頭で試せるなら、数字よりも5分つけてみるほうが早く決まります。

買い替えなくていい人の条件を、はっきり書きます

買い替えなくていい人の条件4項目をチェックリストにした図
買い替えなくていい人の条件4項目をチェックリストにした図

宣伝ばかりの記事にしたくないので、見送りの基準も具体的に書きます。

Apple Watch を買い替えなくていい人

  1. Series 10 / Series 11 を使っていて、いまの不満が言葉にできない人。準備度は魅力ですが、それだけで7万円を出す理由になるかは人によります
  2. 血圧の通知が目的の人。前述のとおり日本では当面使えません
  3. 普段使いのバッテリーに困っている人。今回伸びたのは屋外ワークアウト時で、日常の24時間は据え置きです
  4. オーディオインテリジェンスのライブ早戻しやSiri Recapを待っている人。Appleのサポートページ(2026年10月21日確認)では「年内にベータ版として、まずは英語版が提供される予定」とされています

AirPods を買い替えなくていい人

  1. AirPods Pro 3 を使っていて、ノイズキャンセリングに満足している人。AirPods 5に替えると、遮音という意味ではむしろ下がる可能性があります
  2. 心拍数センシングやヒアリング補助を使っている人。これらはAirPods 5にはありません

ここまで書くと「じゃあ誰が買うんだ」と思われそうですが、古い世代から乗り換える人にとっては、今回はかなり良いタイミングです。2〜3世代前から替えるなら、体感は確実に変わります。

予約と発売の日付|いま急いで買う必要はあるか

9月10日予約開始・9月14日から15日のOS配信・9月18日発売というスケジュールのタイムライン図
9月10日予約開始・9月14日から15日のOS配信・9月18日発売というスケジュールのタイムライン図

日付を整理しておきます。

  • 9月10日(木):Apple Watch Series 12 / Ultra 4 / AirPods 5 の予約開始(Apple公式ストア)
  • 9月18日(金):上記3つの発売日
  • 9月15日(火)(米国の日付では9月14日(月)):iOS 27 と watchOS 27 の配信開始

最後の日付は、公開した9月11日の時点では「9月14日(月)〜15日(火)」と幅をもたせて書いていました。Appleの発表文の中で、日付の書き方が割れていたからです。英語版はどれも「September 14」、日本語版はiPhone Duoの記事が「9月14日(月)」、AirPods 5とApple Watch 2本の記事が「9月15日(火)」でした(2026年9月10日に確認)。実際には、Appleは9月14日付(米国の日付)で配信開始を告知していて、日本の日付では9月15日(火)にあたります。

いま買い急ぐ必要があるかというと、Apple Watch と AirPods については、慌てて決めなくていいというのが私の見方です。予約も発売も9月のことなので、決め手は日付ではなく、前の章の「買い替えなくていい人の条件」に自分が当てはまるかどうかです。

買う前に、充電器だけは確認しておいてください

新しい機器の箱に充電アダプタが入っていないことと、確認すべき3点を示す図
新しい機器の箱に充電アダプタが入っていないことと、確認すべき3点を示す図

これは毎回そうなのですが、新しいApple製品が届いた日にいちばん困るのは充電器です。

Apple Watch も AirPods も、箱にはケーブルが入っていますが、コンセントに挿す側のアダプタは入っていません。手元に古いアダプタしかないと、充電がやたら遅い、という状態から新生活が始まります。Apple Watch Series 12は「15分でおよそ12時間ぶん」という高速充電が売りのひとつですが、これは相応の出力を出せるアダプタを挿して初めて成立します。

例えるなら、水道の蛇口です。太いホースを買っても、蛇口が細ければ出る量は変わりません。

いま家にあるものを、この3点だけ見てみてください。

  1. USB-Cの口があるか(古いものはUSB-Aだけのことがあります)
  2. 出力が書いてあるか(本体の細かい文字に「5V 1A」しかないものは、今の基準では力不足です)
  3. 口が足りているか(iPhone・Watch・AirPodsを同時に充電したい日は、意外とすぐ足りなくなります)

充電器の選び方は、当サイトでまとめている記事があるので、必要な方はこちらをどうぞ。ブランド単位で選びたい場合は100W急速充電器おすすめ3社徹底比較2026|ANKER・UGREEN・CIOどれを選ぶ?も参考になります。

よくある質問

Apple Watch Series 12で血圧は測れますか?

日本では、Series 12 と Ultra 4 で高血圧パターンの通知機能を利用できません。Appleは発表時に「規制当局による追加承認を申請中」「来年利用可能になる予定」と説明していて(2026年9月10日確認)、2026年10月21日に確認したApple公式の機能提供状況のページでも「現在、規制当局による追加承認を申請中」とされていました。機能そのものは本体に搭載されていますが、日本のユーザーが使えるようになるのは先です。血圧の通知を主な目的にしているなら、今回は待つ判断が合理的です。

Series 11からSeries 12へ買い替える価値はありますか?

不満が言葉にできないなら、見送っていいと思います。今回の変化で大きいのは、準備度スコアという新しい指標、心拍数センサーの精度、屋外ワークアウト時のバッテリー(前世代比25パーセント長い最大10時間)です。逆に日常使用のバッテリーは最大24時間で据え置きなので、「1日もたない」という悩みは解決しない可能性があります。

AirPods 5とAirPods Pro 3は、どちらが上位ですか?

上下ではなく、形が違います。AirPods 5はイヤーチップを使わないオープンイヤー型で、Appleは「クラス最高のオープンイヤー型アクティブノイズキャンセリング」と表現しています。一方でAirPods Pro 3には心拍数センシングやヒアリングチェック/ヒアリング補助があり、耳を塞ぐぶん遮音でも有利です。静けさを最優先するならPro 3、装着感の軽さを取るならAirPods 5です。

AirPods 5の2つのモデルは何が違いますか?

ケースの違いです。23,800円のモデルと、27,800円のワイヤレス充電ケース付きモデルがあり、上位は「より長いバッテリー駆動時間」と「軸部分での音量調節」を備えるとAppleは説明しています。イヤホン本体の音質やノイズキャンセリング性能は同じです。

iOS 27はいつ配信されましたか?

日本の日付で9月15日(火)です。Appleは9月14日付(米国の日付)で配信開始を告知しました。公開した9月11日の時点では、Apple自身の発表文で日付の書き方が割れていた(英語版は「September 14」、日本語版は記事によって「9月14日(月)」と「9月15日(火)」)ため、「9月14日(月)から15日(火)にかけて」と幅をもたせて書いていました(2026年9月10日確認)。watchOS 27も同じタイミングです。

いま買うかどうか、どう決めればいいですか?

急いで決めなくていいと考えています。予約は9月10日(木)に始まり、9月18日(金)に発売されました。決め手は日付ではなく、買い替えの理由を1つ、自分の言葉で言えるかどうかです。Series 10 / Series 11 を使っていて不満が言葉にできない人、血圧の通知が目当ての人、AirPods Pro 3 のノイズキャンセリングに満足している人は、今回は見送って大丈夫です。迷っているなら、店頭で試してから決めても遅くありません。

まとめ|「新しいから買う」以外の理由を1つ用意する

今回の発表を、日本に住んでいる前提で整理し直すとこうなります。

  • Apple Watch Series 12(71,800円〜):準備度スコアと心拍センサーが主役。血圧の通知は日本では当面使えません
  • Apple Watch Ultra 4(142,800円〜):電波の届かない場所や、1日で終わらない行動をする人向け
  • AirPods 5(23,800円/27,800円):イヤーチップなしでノイズキャンセリングという新しい形
  • 予約は9月10日(木)に始まり、発売はいずれも9月18日(金)でした
  • iOS 27・watchOS 27 は9月15日(火)に配信開始(米国の日付では9月14日)

そして、いちばん言いたかったことをもう一度書きます。買い替えの理由を1つ、自分の言葉で言えるかどうかです。「準備度で運動の判断を任せたい」「イヤーチップが痛くて諦めていた」——こういう理由がある人には、今回は良い買い物になります。逆に理由が「新しいから」だけなら、来年まで待つと血圧の通知も使えるようになっているかもしれません。

私はというと、Series 10からの買い替えをまだ決めていません。準備度は欲しいけれど、日常のバッテリーが変わらないなら、今年は見送るかもしれない、というあたりで止まっています。決めたら、また書きます。

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この記事を書いた人

【WorkTypes(ワークタイプス)】
北海道を拠点に、Web制作・SNS運用・マーケティング支援を行う個人事業所です。
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