2026年8月14日 更新:全モデルの価格をメーカー公式サイトとAmazonで取り直し、現行ラインナップから外れていた製品を差し替えました。
- とにかく安心・実績・サポートで選ぶなら Anker
- Amazonのセール価格で買う前提なら UGREEN(大容量バッテリーは公式価格でもUGREENが安い)
- ただし65W前後の携帯用充電器は、いまはAnkerのほうが安いです(2026年8月14日実測)
- 充電器・モバイルバッテリー・ハブの用途別の使い分けは、このあと実測で詳しく比較します
USB-C充電器やモバイルバッテリーを買おうとすると、必ずと言っていいほど候補に上がるのが「UGREEN」と「Anker」の2ブランド。
どちらもGaN(窒化ガリウム)対応の高性能モデルを展開していて、見た目のスペックだけでは違いがわかりにくいですよね。
「結局どっちがいいの?」と迷っている方に向けて、この記事では価格・品質・デザイン・保証・製品ラインナップの5つの観点から徹底比較してみました。用途別のおすすめも紹介するので、自分にピッタリの1台が見つかるはずです。
UGREENとAnker、それぞれどんなブランド?

まずは両社の基本情報を整理しておきましょう。
| 項目 | UGREEN | Anker |
|---|---|---|
| 設立年 | 2012年 | 2011年 |
| 本社 | 中国・深圳 | 中国・深圳(日本法人あり) |
| 上場 | 2024年上場 | 非上場 |
| 日本展開 | 日本法人あり | アンカー・ジャパン |
| 受賞歴 | iF Design Award、VGP 2026 | VGP、家電大賞など多数 |
| 認証 | PSE・MFi取得済み | PSE・MFi取得済み |
Ankerの特徴
Ankerは日本市場での知名度・信頼感ではトップクラスのブランドです。「充電器といえばAnker」と言われるほど定番化しており、Amazonや家電量販店での展開も充実しています。
独自技術「GaNPrime 2.0」や「PowerIQ 4.0」による最適な電力配分が強みで、製品の安定感に定評があります。日本語サポートの品質も高く、初めてのUSB-C充電器としても安心して選べるブランドです。
UGREENの特徴
UGREENは2024年の上場を経て急成長中のブランドです。日本での年間売上は30億円を超え、「コスパ最強の実力派」として認知度が急上昇しています。
独自の「GaNInfinity Chip」と「Thermal Guard」温度監視システムを搭載し、技術面でもAnkerに引けを取りません。Nexode RGシリーズのロボット型充電器など、遊び心のあるデザインも魅力的です。
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価格帯を比較|UGREENが1〜2割お得

充電器選びでまず気になるのが価格ですよね。同等スペックの製品で比較してみました。
| カテゴリ | UGREEN | Anker | 実測して分かったこと |
|---|---|---|---|
| 65W前後のGaN充電器 | 6,480円(公式)/7,580円(Amazon) | 5,990円(Nano Charger 70W・公式) | ほぼ同等〜Ankerがやや安い |
| 100W GaN充電器 | 9,480円(公式)/6,480円(Amazon) | 8,990円(公式・Amazon同額) | 公式同士ならAnkerが安い。Amazon実売ならUGREEN |
| 160W以上のデスクトップ型 | 15,980円(公式)/8,555円(Amazon) | 12,990〜22,990円(公式) | UGREENが安い傾向。ただし公式価格の差は小さい |
| 20000mAh級バッテリー | 10,980〜13,980円(公式) | 22,990円(Prime 20100mAh 220W・公式) | ここだけはAnkerが明確にプレミアム価格 |
ここは2026年8月に測り直して、私自身の認識を修正した部分です。「UGREENは全カテゴリで1〜2割安い」とは、もう言えません。65W帯ではAnkerのほうがむしろ安く、100W帯もメーカー公式価格同士ならAnkerが下回ります。
UGREENの価格優位が今もはっきり残っているのは、大容量モバイルバッテリーと、Amazonのセール時の2つです。UGREENはAmazonでの値引き幅が大きく、実測した160Wモデルは公式15,980円に対しAmazonで8,555円(45%オフ)でした。逆にAnkerは公式とAmazonが同額のことが多く、値引きに期待しにくい代わりに「いつ買っても同じ」という読みやすさがあります。
ただし、Ankerの価格にはブランド価値や充実したサポート体制のコストが含まれているとも言えます。「安いから悪い」ということではなく、何を重視するかで評価が変わるポイントです。
品質・技術を比較|ほぼ互角、わずかにAnkerがリード

「安くても品質は大丈夫?」という疑問に答えるために、技術面を比較してみました。
| 比較項目 | UGREEN | Anker |
|---|---|---|
| GaN技術 | GaNInfinity Chip | GaNPrime 2.0 |
| 変換効率 | 約89.9% | 約90.2% |
| 温度管理 | Thermal Guard | ActiveShield 2.0 |
| PPS対応 | 対応 | より広範に対応 |
| 充電プロトコル | PD/QC/SCP/AFC/PPS | PD/QC/PPS(PowerIQ 4.0) |
変換効率はAnkerが90.2%、UGREENが89.9%とほぼ同等です。日常的な使用で体感できる差はほとんどありません。
注目すべきは充電プロトコルの対応範囲で、UGREENはSCP(Super Charge Protocol)やAFC(Adaptive Fast Charging)にも対応しており、Huaweiやサムスンのスマホとの相性が良いです。一方、AnkerはPPS(Programmable Power Supply)の対応がより充実しており、きめ細かい出力調整が可能です。
結論としては、技術面はほぼ互角。使用デバイスとの相性で選ぶのがベストです。
デザインを比較|方向性が明確に異なる

デザインの好みは個人差がありますが、両社の方向性はかなり違います。
Ankerのデザイン
Ankerはミニマルで洗練されたデザインが特徴です。Primeシリーズではディスプレイを搭載し、充電状況をリアルタイムで確認できる先進的なUIを取り入れています。カラーはブラックやグレーを基調としたシンプルな仕上がりで、デスク周りに置いても主張しすぎません。
UGREENのデザイン
UGREENはメタリックでクールなデザインが基本ですが、Nexode RGシリーズではロボットの顔をモチーフにしたユニークなデザインを採用しています。充電状況を顔の表情で表示するという遊び心は、デスクに置くだけでちょっと楽しい気分にさせてくれます。
オフィス向けならAnkerのミニマルデザイン、自宅使いならUGREENの遊び心も選択肢になるでしょう。
保証・サポートを比較|Ankerの安心感が一歩リード

長く使うものだからこそ、保証とサポートは重要なポイントです。
| 項目 | UGREEN | Anker |
|---|---|---|
| 製品保証 | 2年間 | 最大24ヶ月 |
| 日本語サポート | あり | あり(対応が迅速で定評あり) |
| 問い合わせ方法 | メール | メール・チャット |
| 対応スピード | 普通 | 比較的速い |
保証期間自体は同等ですが、サポートの対応品質ではAnkerが一歩リードしています。アンカー・ジャパンの日本語サポートは迅速かつ丁寧で、初期不良時の交換対応もスムーズです。
UGREENも日本語サポートは提供していますが、Ankerと比較するとレスポンスがやや遅いという声もあります。「万が一のとき安心したい」ならAnker、「コスパ重視で多少のリスクは許容」ならUGREENという選び方になります。
2026年おすすめモデル|用途別ベストチョイス

ここからは用途別に、それぞれのブランドからおすすめモデルを紹介します。
持ち運び用(65W)
| モデル | 特徴 | 価格(2026年8月14日実測) |
|---|---|---|
| UGREEN Nexode Pro 65W GaN 薄型 | 厚さ15mmで3台同時充電(USB-C×2+USB-A×1)。カバンに入れても邪魔にならない | 公式 6,480円/Amazon 7,580円 |
| Anker Nano Charger (70W, 3 Ports) | 一般的な67W充電器と比べ約55%の小型化。単ポート最大70WでMacBook Airも急速充電 | 公式 5,990円 |
ここは以前の記載を訂正します。この記事では長らく「Anker Prime Charger 65W Slim GaN・約6,500円」を比較対象に置いていましたが、2026年8月14日にAnker公式サイトの全製品(750件)を確認したところ、65W帯のAnker Prime Chargerは現行ラインナップに存在しませんでした。現行で同じ役割を担うのは上表の Anker Nano Charger (70W, 3 Ports) です。
そして価格を並べると、この帯はAnkerのほうが約500〜1,600円安いという結果になりました。「携帯用の65W級はUGREENがコスパ勝ち」という以前の結論は、いまは成り立ちません。薄さ15mmという一点でUGREENを選ぶ理由はありますが、価格で選ぶ理由はなくなっています。
自宅デスク用(100W以上)
| モデル | 特徴 | 価格(2026年8月14日実測) |
|---|---|---|
| UGREEN Nexode Pro 100W GaN | USB-C×2+USB-A×1。MacBook Proも余裕で充電 | 公式 9,480円/Amazon 6,480円(29%オフ) |
| Anker Prime Charger 100W GaN | 3ポート対応。安定の充電性能 | 8,990円(公式・Amazonとも同額) |
自宅据え置きなら出力に余裕のある100Wクラスがおすすめです。ただしこの帯はどこで買うかで結論がひっくり返ります。メーカー公式サイト同士ならAnkerが490円安く、Amazonの実売価格ならUGREENが2,510円安い。つまり「UGREENが安い」はAmazonで買う前提の話です。
UGREENのAmazon価格は値引き幅が大きいぶん変動も大きいので、購入時点で必ず確認してください。Ankerは公式・Amazonとも8,990円で動かないため、「比較するのが面倒」という人にはこちらのほうが向いています。
モバイルバッテリー(大容量)
| モデル | 特徴 | 価格(2026年8月14日実測) |
|---|---|---|
| UGREEN Nexode 巻き取り式 20000mAh 165W | USB-Cケーブル内蔵。ディスプレイ付きで残量と出力が見える | 公式 13,280円 |
| Anker Prime Power Bank (20100mAh, 220W) | 最大220W出力。スマホ約4回充電 | 公式 22,990円 |
ここがいちばん価格差が大きいカテゴリです。ただし以前この記事に書いていた「UGREENは約7,500円で破格」という数字は、2026年8月時点の公式価格では13,280円でした。5,000円以上の開きがあったので訂正します。
それでもAnker Prime(22,990円)との差は約9,700円。「巻き取りケーブルが本体に入っている」という一点だけでも、カバンからケーブルが消えるので実用上の価値は大きいです。一方でAnkerの220Wは、ノートPCを実用的な速度で充電できる数少ないバッテリーで、値段の理由がはっきりしています。スマホ中心ならUGREEN、ノートPCも充電したいならAnker、という分け方が実態に合っています。
充電器+バッテリー一体型(Fusion)
| モデル | 特徴 | 価格(2026年8月14日実測) |
|---|---|---|
| Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion) | ACプラグ一体型。充電器としてもバッテリーとしても使える | 公式 16,990円 |
| UGREENのACプラグ一体型 | — | 2026年8月時点では確認できませんでした |
Fusionタイプは出張や旅行に便利な「充電器とバッテリーの1台2役」モデルです。
ここも訂正します。以前は「UGREEN Nexode 10000mAh 65W(ACプラグ+ケーブル内蔵)約6,000円」を対抗馬として挙げていましたが、2026年8月14日にUGREEN公式サイトの全製品(117件)とAmazonを確認したところ、ACプラグ一体型のモバイルバッテリーは見つけられませんでした。確認できなかったものを「ある」ことにはできないので、いったん表から外しています。見落としの可能性もあるため、断定はしません。
結果として、ACプラグ一体型が欲しいなら現状はAnker Prime Fusion(16,990円)がほぼ一択です。「充電器一体型の元祖で完成度が高い」という評価は変わりませんが、以前書いていた14,990円から2,000円上がっている点は押さえておいてください。
結局どっちがいい?判断チャート

迷ったときは以下を参考にしてみてください。
UGREENがおすすめな人:
- コスパを重視したい
- 充電器やバッテリーを複数台揃えたい
- HuaweiやSamsungのスマホを使っている
- 遊び心のあるデザインが好き
- セールを活用してお得に買いたい
Ankerがおすすめな人:
- 安心・信頼を最優先にしたい
- サポート品質を重視する
- オフィスで使うのでミニマルなデザインがいい
- ディスプレイ付きモデルで充電状況を確認したい
- 「定番」を選びたい
正直なところ、2026年時点ではどちらを選んでも大きな失敗はありません。両社とも技術力は十分で、PSEマークやMFi認証も取得済み。あとは予算と好みの問題です。
個人的には「まず1台試すならAnker、2台目以降でコスパを狙うならUGREEN」という使い分けをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
- UGREENの品質は本当に大丈夫?
-
2024年に上場を果たし、iF Design AwardやVGP 2026など国際的な賞も受賞しています。PSEマーク取得済みで、日本市場向けの安全基準もクリアしているので品質面の心配は不要です。
- GaN充電器って何がいいの?
-
GaN(窒化ガリウム)素子を使うことで、従来のシリコン充電器より小型・軽量・高効率を実現しています。発熱も少なく、高出力でもコンパクトなサイズを維持できるのが最大のメリットです。詳しくは「USB PD完全ガイド」で解説しています。
- AnkerとUGREENのケーブルはどっちがいい?
-
充電器ほどの大きな差はありません。どちらもUSB-IF認証を取得したモデルがあり、品質は安定しています。ケーブルに関してはデザインや長さのバリエーションで選ぶのが良いでしょう。
- 充電器の選び方で一番大事なことは?
-
使用デバイスに合ったW数を選ぶことです。スマホだけなら30W、スマホ+タブレットなら65W、ノートPC込みなら100W以上が目安です。詳しくは「Thunderbolt 4とUSB-Cの違い」も参考にしてみてください。
まとめ
UGREENとAnkerは、どちらも2026年の充電器市場を代表するブランドです。
- コスパならUGREEN、ただし全カテゴリではない:大容量バッテリーとAmazonセール時は明確に安い一方、65W前後の充電器はAnkerのほうが安くなっています(2026年8月14日実測)
- 安心感ならAnker:日本語サポートの品質とブランドの信頼性が抜群
- 技術面はほぼ互角:変換効率、GaN対応、安全認証に大差なし
「どっちがいいか」は使い方次第。この記事を参考に、自分のニーズに合った1台を見つけてください。
充電器選びの基礎知識をもっと深めたい方は、「【2025年版】USB PD完全ガイド」や「Anker・Belkin・CIO充電器3社徹底比較」もあわせてチェックしてみてください。
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【ケーブル】UGREEN vs Anker 比較

ケーブルは地味だが、品質差が出やすいカテゴリだ。
UGREENのケーブルはナイロン編み込みタイプが充実していて、カラーバリエーションも豊富。USB4対応ケーブルのラインナップが早くから整っていたのも好印象。価格はAnkerより2〜3割安い。
Ankerのケーブルは「Bio-Braided」シリーズが2026年の注目。植物由来の素材を使ったエコフレンドリーなケーブルで、耐久性も従来モデルと同等以上。Thunderbolt 5対応ケーブルもいち早くラインナップ。
結論:コスパと選択肢の多さならUGREEN。Thunderbolt 5対応やエコ素材にこだわるならAnker。
【USB-Cハブ・ドッキングステーション】UGREEN vs Anker 比較

このカテゴリはUGREENが強い。
UGREEN Revodok Proシリーズは、10-in-1や13-in-1などポート数の選択肢が多く、4K@60Hz対応HDMIやSD/microSDカードスロットを備えたモデルが充実。価格も同スペックのAnker製品より安い。
Anker側は現行モデルに差し替えました。この記事では長く「Ankerは556 USB-Cハブ(8-in-1)が定番」と書いてきましたが、2026年8月14日にAnker公式の全製品を確認したところ、556は現行ラインナップから外れていました。同じ8-in-1の現行機は Anker Nano USB-C ハブ(8-in-1, Dual Display)5,990円 です。
こちらは4K/60Hz対応のHDMIに加えて10Gbpsのデータ転送に対応し、パススルー充電も使えます。UGREEN Revodok Pro 10-in-1(Amazon 5,998円)とほぼ同額になったため、以前書いていた「Ankerは割高」という評価もいまは当てはまりません。ポート数を取るならUGREEN、発熱の少なさと長時間の安定性を取るならAnker、という選び方になります。
結論:USB-CハブはUGREENがおすすめ。コスパ・ポート数・デザインすべてで優位。
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