AIを使った画像生成が身近な存在となり、誰でも手軽にプロ品質のイラストや写真風の画像を作成できる時代になりました。
とはいえ、「どれを使えばいいの?」「商用利用できる?」「無料で使える?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、初心者でも簡単に始められて、商用利用もOKな無料AI画像生成ツールを5つ厳選して紹介します。
各ツールの特徴やおすすめポイント、日本語対応の有無、注意点などもあわせて解説するので、ぜひツール選びの参考にしてください。
AI画像生成ツールを選ぶポイント
AI画像生成ツールにはさまざまな種類があり、選ぶ際のポイントは以下のとおりです:
- 商用利用が可能かどうか(要クレジット表記かも含め)
- 日本語に対応しているか
- 操作性やUIの分かりやすさ
- 生成精度や表現力
- 料金プラン(無料範囲と有料プランの違い)
1. Leonardo.Ai(レオナルド)
- 商用利用:OK(無料プラン含む)※クレジット表記不要
- 日本語:対応(プロンプトは英語推奨)
- 登録:必要(無料)
デザイン性の高い画像や、アニメ・ファンタジー風の表現に強いのが特徴。
UIも直感的で使いやすく、初心者でも扱いやすい&生成速度も速いのが魅力です。
✅ LoRA(カスタム学習モデル)やテンプレートの選択も可能
2. Bing Image Creator(Powered by DALL·E)
- 商用利用:OK(個人・商用問わず)
- 日本語:対応
- 登録:MicrosoftアカウントでOK(無料)
Microsoftが提供する画像生成AI。OpenAIの「DALL·E 3」がエンジンとして搭載されています。
プロンプトも日本語で入力可能で、出力画像も自然でバランスが良いのが特徴。
✅ 既存のMicrosoftアカウントがあればすぐに使えるのも◎
3. Canva(Text to Image)
- 商用利用:OK(Canvaの無料/有料アカウントに準ずる)
- 日本語:対応(UI含む)
- 登録:必要(無料)
Canvaの中にある「テキストから画像」機能を使えば、誰でもグラフィック制作+画像生成ができます。
SNS投稿やバナー制作といったビジネス活用にぴったりです。
✅ 生成した画像をそのままCanva内でデザインできるのが最大の強み
4. Adobe Firefly
- 商用利用:OK(Adobe ID必須)※2024年6月から正式商用利用可
- 日本語:対応(UIもプロンプトも)
- 登録:必要(Adobeアカウント、無料プランあり)
Adobeの画像生成AI「Firefly」は、プロンプトに合わせて高精度な画像を生成できます。
PhotoshopやIllustratorとの連携にも対応しており、制作ワークフローに組み込みやすいのが魅力です。
✅ 商用利用OK&クレジット表記不要(生成画像に「Adobe Firefly使用」の記録は残る)
5. Playground AI
- 商用利用:OK(無料枠でも)
- 日本語:プロンプト不可(英語のみ)
- 登録:必要(Googleアカウント等)
多機能で高精度な画像が作成できる「Playground AI」。Midjourneyに近い品質の画像も生成できます。
アートスタイルの選択や、画像の編集も可能でカスタマイズ性が高いのが魅力です。
✅ 操作はやや慣れが必要ですが、自由度は非常に高いです
まとめ|まずは無料で試してみよう!
AI画像生成は、想像をカタチにする最も強力な手段のひとつです。
今回紹介したツールは、いずれも無料から始められて、商用OKの安心設計。
あなたの目的に合ったツールを選び、デザイン・ビジネス・SNSなど様々な用途に活かしてみてください。
よくある質問(FAQ)
- 商用利用する場合にクレジット表記は必要ですか?
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多くのツールは無料でもクレジット不要ですが、Canvaなどは一部素材によって異なります。各ツールの利用規約を確認しましょう。
- 日本語でプロンプトを入力できますか?
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Bing Image CreatorやCanva、Adobe Fireflyは日本語対応しています。Playground AIなどは英語推奨です。
- スマホでも使えますか?
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Canva、Bing Image Creator、Leonardo.Aiはスマホでも利用可能です。操作性はPCの方が快適です。
- 著作権の問題は?
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基本的に著作権は使用者に帰属しますが、生成物を商標登録したり、AI学習データに基づく画像の商用利用には注意が必要です。
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