2019年に販売終了した12インチMacBookが復活するかもしれない
2019年7月に販売が終了したAppleの12インチMacBook。そのコンパクトなデザインと軽量性で多くのユーザーから愛されていたこのモデルが、2026年現在、再び注目を集めています。
なぜなら、複数のリーク情報やアナリストの報告により、12インチ(または12.9インチ)のMacBookが低価格帯モデルとして復活する可能性が浮上しているからです。
本記事では、2026年1月時点での最新情報をもとに、12インチMacBook復活の噂について徹底的に検証していきます。ただし、現時点でAppleからの公式発表は一切ありません。あくまで噂やリーク情報であることをご理解いただいた上で、お読みください。
12インチMacBookとは?販売終了までの歴史
まず、12インチMacBookの歴史を簡単に振り返ってみましょう。
2015年3月:衝撃のデビュー
12インチMacBookは、2015年3月にAppleから発表されました。当時としては驚異的な薄さ(約13.1mm)と軽さ(約920g)を実現し、究極のモビリティを追求したノートパソコンとして登場しました。
初代12インチMacBookの主な特徴:
- ディスプレイ: 12インチRetinaディスプレイ(2304×1440ピクセル)
- デザイン: シルバー、ゴールド、スペースグレイの3色展開
- ポート: USB-Cポート1つとヘッドフォンジャック
- キーボード: バタフライ構造キーボード(後に問題視される)
- ファンレス設計: 完全な無音動作
2019年7月:販売終了
しかし、その後のアップデートは限定的で、パフォーマンスの低さやキーボードの故障問題などが指摘されました。そして2019年7月、Appleは12インチMacBookの販売を静かに終了。以降、MacBookシリーズはMacBook AirとMacBook Proの2系統に集約されました。
2026年最新:12インチMacBook復活の噂まとめ
それでは、2026年現在流れている復活の噂について、具体的に見ていきましょう。
噂の発信源と信憑性
12インチMacBook復活の噂は、主に以下の情報源から発信されています:
1. 韓国のNaverブログユーザー「yeux1122」氏(2023年2月)
このユーザーは、iPhone14シリーズの「iPhone14 Plus」という名称を事前に的中させた実績があり、一定の信憑性があるとされています。同氏は2023年2月に、Appleが12インチMacBookの新デザインを準備しており、台湾のサプライチェーンが新しいパーツの準備を進めていると報告しました。
2. 2025年8月の報道
2025年8月には、複数のメディアが「Appleが12.9インチの低価格MacBookを開発中」と報じました。このモデルはA18 Proチップを搭載し、599ドル〜699ドル(約9万円〜11万円)の価格帯で、2025年末から2026年初頭の発売が予想されていました。
3. DigiTimesの報道(2023年9月)
業界紙DigiTimesは、Appleが教育市場向けにChromebook対抗となる廉価版MacBookを開発中で、2024年下半期に発売される可能性があると報じました。
懐疑的な見方も存在する
一方で、Bloombergの著名なジャーナリストマーク・ガーマン氏は、2023年1月のニュースレターで「Appleは12インチMacBookの開発計画を持っていない」と明言しています。
ガーマン氏はApple製品のリーク情報において高い的中率を誇る人物であり、この発言は無視できないものです。
[画像:情報の信憑性を示す図]
新型12インチMacBookの予想スペック
噂をもとに、復活するかもしれない12インチMacBookの予想スペックをまとめてみました。
チップ:A18 Pro搭載の可能性
最も注目すべき点は、MacシリーズではなくiPhoneシリーズのチップを搭載するという情報です。具体的には、iPhone 16 Proに搭載された「A18 Pro」チップが採用される可能性が高いとされています。
A18 Pro搭載のメリット:
- コスト削減により低価格化を実現
- 高い電力効率によりバッテリー持続時間が向上
- ファンレス設計でも十分なパフォーマンス
- iPadOSとmacOSの統合への布石となる可能性
ただし、Mシリーズチップと比較すると、プロフェッショナルな作業(動画編集、3Dレンダリングなど)には不向きかもしれません。
ディスプレイ:12.9インチLCDパネル
ディスプレイサイズは12.9インチという情報が複数出ています。これは従来の12インチより若干大きく、iPad Pro 12.9インチと同じサイズです。
コスト削減のため、標準的なLCDディスプレイが採用され、ProモデルのようなProMotionやmini-LEDバックライトは搭載されない見込みです。

価格:約9万円〜11万円
最も魅力的な点は価格です。噂によれば599ドル〜699ドル(日本円で約9万円〜11万円)という、従来のMacBook Airよりもさらに手頃な価格帯が目指されています。
これは、Chromebookや低価格Windowsノートパソコンに対抗するための戦略的な価格設定と考えられます。
デザイン:カラフルなバリエーション
デザイン面では、iMacやiPhone 15シリーズのように、ピンク、イエロー、ブルー、シルバーなどの多彩なカラーバリエーションが用意される可能性があります。
また、薄型・軽量のファンレス設計が継承されると予想されています。

予想スペック一覧表
| 項目 | 予想スペック |
|---|---|
| ディスプレイ | 12.9インチ LCD(Retinaディスプレイ) |
| チップ | A18 Pro(iPhone 16 Pro相当) |
| メモリ | 8GB〜16GB |
| ストレージ | 256GB〜512GB |
| ポート | USB-C 2ポート、ヘッドフォンジャック |
| 重量 | 約1kg前後 |
| バッテリー | 最大18時間 |
| カラー | シルバー、ブルー、ピンク、イエロー |
| 価格 | 599ドル〜699ドル(約9万円〜11万円) |
※あくまで噂に基づく予想であり、実際の仕様とは異なる可能性があります。
発売時期は?2026年前半が有力か
発売時期については、複数の説が存在します。
最も有力な説:2026年前半(春頃)
多くのリーク情報では、2026年前半(春頃)のイベントでの発表が期待されています。Appleは通常、3月〜4月に新製品発表イベントを開催することが多く、そのタイミングで発表される可能性があります。
背景:M5搭載MacBook Airとの同時展開
Appleは2026年初頭に、既存のMacBook AirをM5チップ搭載モデルに更新する計画があると報じられています。この更新タイミングに合わせて、「最も安価なMacBook」として12インチモデルを投入する戦略が考えられます。
製品ラインナップの想定:
- MacBook 12インチ:エントリーモデル(約9万円〜)- A18 Pro搭載
- MacBook Air 13/15インチ:スタンダードモデル(約15万円〜)- M5搭載
- MacBook Pro 14/16インチ:プロフェッショナルモデル(約25万円〜)- M5 Pro/Max搭載
ただし、発売されない可能性も十分にある
前述のマーク・ガーマン氏の発言や、Appleからの公式発表が一切ないことを考えると、これらの噂がすべて実現しない可能性も十分にあります。
過去にも、何度も噂されながら結局発売されなかった製品は数多く存在します。期待しすぎず、あくまで「そういう可能性もある」程度に捉えておくのが賢明でしょう。
[画像:発売時期のタイムライン図]
12インチMacBook復活の狙いは?Appleの戦略を考察
もし本当に12インチMacBookが復活するとしたら、Appleの狙いは何でしょうか?いくつかの観点から考察してみます。
1. 教育市場・新興国市場の獲得
現在の教育市場では、Chromebookが圧倒的なシェアを獲得しています。低価格で管理しやすいChromebookに対抗するため、Appleも低価格帯のMacBookを投入する必要性が高まっています。
2. エントリーユーザーの取り込み
MacBook Airの価格が年々上昇する中、初めてMacを購入するユーザーにとってハードルが高くなっています。9万円台のMacBookが登場すれば、WindowsやChromebookからの乗り換えが促進される可能性があります。
3. iPadとMacの中間的存在
iPad ProとMacBook Airの間を埋める製品として、「持ち運び重視でライトな作業向け」というポジションを確立できます。
4. A18 Proチップの活用
iPhoneで開発されたA18 Proチップを別の製品ラインでも活用することで、開発コストを分散し、チップの大量生産によるコスト削減を実現できます。
もし発売されたら、どんな人におすすめ?
仮に噂通りのスペックで12インチMacBookが発売された場合、どんな人に向いているのでしょうか?
おすすめな人
- とにかく軽量なノートパソコンが欲しい人
- macOSを使いたいが予算が限られている人
- 文書作成やウェブブラウジングが中心の人
- サブマシンとして持ち運び用のMacが欲しい人
- 学生や教育関係者
- 初めてMacを購入する人
あまりおすすめできない人
- 動画編集や写真編集などクリエイティブ作業をする人
- ゲームや3Dモデリングなど高負荷な作業をする人
- 複数のアプリを同時に動かすマルチタスクが多い人
- 最新のMシリーズチップの性能が必要な人
現在、12インチサイズのMacが欲しい場合の選択肢
「12インチMacBookの復活を待っていられない」という方のために、現在購入できる代替選択肢をご紹介します。
1. MacBook Air 13インチ(M3モデル)
最もコンパクトな現行MacBookです。12インチより若干大きいですが、軽量で持ち運びやすく、性能も十分です。
価格:約164,800円〜
2. iPad Pro 12.9インチ + Magic Keyboard
macOSではありませんが、iPad ProにMagic Keyboardを組み合わせることで、ノートパソコンライクな使い方ができます。
価格:約172,800円〜(iPad Pro) + 約53,800円(Magic Keyboard)
3. 中古の12インチMacBook(2017年モデル)
販売終了したモデルですが、中古市場では入手可能です。ただし、古い機種のためOSサポートや性能面でのリスクがあります。
中古価格:約3万円〜6万円
まとめ:期待しつつも公式発表を待とう
2026年1月現在、12インチMacBook復活の噂は確かに存在しますが、Appleからの公式発表は一切ありません。
噂の内容をまとめると:
- A18 Proチップ搭載の12.9インチモデル
- 価格は約9万円〜11万円
- 2026年前半発売の可能性
- 教育市場やChromebook対抗を狙った低価格モデル
これらはすべて可能性の話であり、実現しない可能性も十分にあります。特に、Bloombergのマーク・ガーマン氏が否定的な見解を示していることは重要なポイントです。
それでも、もし本当に599ドルからのMacBookが登場すれば、市場に大きなインパクトを与えることは間違いありません。今後のAppleの動向に注目しながら、公式発表を待ちましょう。
最新情報が入り次第、随時更新していきます。
よくある質問(FAQ)
- 12インチMacBookは本当に復活するのですか?
-
現時点では確定情報はありません。複数のリーク情報や噂は存在しますが、Appleからの公式発表は一切ありません。過去にも発売されなかった噂は数多く存在するため、期待しすぎず公式発表を待つことをおすすめします。
- 発売時期はいつ頃になりそうですか?
-
噂では2026年前半(春頃)が有力とされています。Appleは例年3月〜4月に新製品発表イベントを開催することが多いため、そのタイミングでの発表が期待されています。ただし、あくまで予想であり、確定情報ではありません。
- A18 ProチップとMシリーズチップの違いは?
-
A18 ProはiPhone向けに開発されたチップで、MシリーズはMac向けに最適化されたチップです。一般的に、Mシリーズの方が高性能ですが、A18 Proも日常的な作業には十分な性能を持っています。コスト面でA18 Proの方が安価に製造できるため、低価格モデルに採用される可能性があります。
- 価格は本当に9万円台になるのですか?
-
噂では599ドル〜699ドル(約9万円〜11万円)とされていますが、確定情報ではありません。また、日本での販売価格は為替レートや消費税の影響で変動します。現行のMacBook Airが約16万円からであることを考えると、かなり魅力的な価格設定と言えます。
- 従来の12インチMacBookとどう違うのですか?
-
従来モデル(2015-2019年)はIntelチップを搭載していましたが、新型ではA18 Proチップが採用される見込みです。また、ディスプレイサイズも12インチから12.9インチに拡大され、カラーバリエーションも増える可能性があります。価格面でも、従来モデルより安価になると予想されています。
- どこで購入できますか?
-
現時点では製品自体が発表されていないため、購入先も不明です。もし発売されれば、Apple Store、Apple公式サイト、家電量販店などで購入できると考えられます。
- 今MacBookを買うのは待った方がいいですか?
-
噂に過ぎない製品を待って購入を延期するのはおすすめできません。現在MacBookが必要なら、既存のMacBook AirやMacBook Proを購入することをおすすめします。もし発売されなかった場合、いつまでも待ち続けることになってしまいます。
- マーク・ガーマン氏が否定しているのに、なぜ噂が続いているのですか?
-
ガーマン氏の情報は信頼性が高いですが、100%正確とは限りません。また、Appleの計画は頻繁に変更されるため、当初は計画がなくても後から開発が決定される可能性もあります。複数の情報源から同様の噂が出ている点も、完全には否定できない理由の一つです。
- A18 Pro搭載でmacOSは動きますか?
-
技術的には可能です。AppleのAシリーズとMシリーズは同じアーキテクチャ(ARM)をベースとしているため、A18 ProでもmacOSを動作させることは理論上可能です。ただし、実際に採用されるかどうかは、Appleの戦略次第です。
- 中古の12インチMacBookを今買うのはアリですか?
-
2017年モデルでも7年以上前の機種となり、最新のmacOSがサポートされない可能性があります。また、キーボードの故障リスクもあるため、あまりおすすめできません。どうしても12インチサイズが必要な場合は、現行のMacBook Air 13インチやiPad Pro 12.9インチの方が安心です。

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